今回のブログ記事では日本史を学ぶにあたって、『本ブログでのルール(高校日本史編)の確認』と、『どのように日本史を勉強すれば良いか』についての2本立てでいきたいと思います。
日本史学習のルール設定
ルールは大きく4つあります。
- 絶対に覚えて欲しい歴史用語(優先順高め)は赤で書く
- 覚えた方がいい語句(優先順位低め)は青で書く
- 間違えやすい(テストで出しやすい)内容は黄色線を引く(私はこれをキーワード線と言います)
なぜこのような色分けをするのかというと色分けをした方が記憶も定着するし、何より頭の中で整理しやすいからです。
このようなルールのもと、日本史で出てくる膨大な量の語句を効率よく覚えていきましょうね。(本当に日本史は覚える量が多いです・・・・・)
日本史を覚えるコツ
では次のテーマですが、どのようにして日本史は覚えたらいいのかというお話を少ししたいと思います。
私は高校教師を生業としているので、よく生徒から「どうすれば日本史が覚えられるようになりますか?」と質問されます。
この質問に対する私なりの回答は「日本史を好きになる」というものです。
みなさん考えてみてください。
漫画『ワンピース』が好きな人が主人公の名前(ルフィ)を言えないなんてことはあり得ませんよね。もっというならばマイナーなキャラの名前だってすぐに思いつくはずです(例えばガイモン笑とか)。
このように人間の脳は何かしら魅力(興味)を感じるものは必然的に脳にインプットされるように作られているのです。
ありがちな勉強法だと、よく五感をたくさん使って覚えるのが効果的だと言われます。
教科書の文章を見ながら(視覚)、音読し(聴覚)、ノートをとる(触覚)などの勉強法がそれに当てはまるのでしょう。
もちろんそのような勉強も大事であるし、必要なことなのだと私は思っています。しかしそれ以上に興味を持って取り組むということの方が何よりも大事で、記憶力に大きな働きかけをしてくれるのではないかと私はにらんでおります。
(興味もなく教科書をただ見て、読んで、書いてだとどうしても作業感が出てしまいますしね・・・)
どうせ勉強をするなら興味を持って取り組んだ方が何十倍も覚えやすいし、覚えたことがテストに出て、点数が取れたらより嬉しいですよね。
このようないいサイクルを回すことができるように頑張りましょうね!
じゃあ最後に生徒からこんな質問が出るので、それについて簡潔に話したいと思います。
日本史ってそんなに興味が持てるほど、面白いんですか?
めちゃくちゃ面白いよ!
日本史って実は面白いんですよ笑。
私から言わせたら歴史って『人類が作り上げてきた一つの小説』です。(しかもノンフィクション)
今に至るまで様々な出来事・戦いがあって、様々な魅力ある人物がたくさんいて・・・
その辺に置いてある漫画を読むくらいなら歴史をしっかり勉強した方が何十倍も面白いのにと思うことがあります。
ただその面白さを伝えるのは私たち教員の仕事であり、使命でもあります。
このブログではそのような歴史の面白さや、教科書を読むだけではわからない部分をうまく噛み砕いて説明ができたらと思います。
長々と話してきましたが、今回のブログはこれにておしまいです。
今後の高校日本史概説に期待していてください。
それでは。
自己紹介 好奇心旺盛な社会科教師