高校社会の解説ブログ

高校社会の勉強の手助けになるようなブログ記事を掲載しています

このブログの投稿に関して〜新教育課程を見据えて〜

その他

皆さん、こんにちは。本日は今後のブログの方向性を定めましたのでそちらの決意表明をしていきたいと思います。(いつもより長めの内容になりますがご容赦ください。)

まずは本日の結論からお話しします。

【結論】このブログは令和4年度から始まる新課程に即した投稿を行う。

それでは詳細をご覧ください。

スポンサーリンク

令和4年度以降のブログ運営

このブログは最初の投稿にも書いた通り、高校社会に関する内容をたくさんの人にお届けするために発足しました。そこで今まで社会に関する3つの記事を投稿してきましたが、一つ大きな変化が今後待ち構えていることにふと気がつきました。それが高等学校学習指導要領の改定とそれに伴う新課程の開始です。令和4年度から学習指導要領が変化し、新しい教育課程がスタートします。

そこで私は一つの決断をいたしました。それが…

“社会の解説(投稿)は令和4年度の新課程スタートに合わせて実施する”

「そもそも新課程って何?」という方も多いと思うのでそちらの解説も簡単にですがさせてもらおうと思います。

社会科における旧課程→新課程の大きな変更点は以下の通りです。

  1. 地理が選択から必修科目となる
  2. 地理歴史は総合と探究の2つに細分化される
  3. 現代社会から公共に名称が変化

それぞれ解説していきましょう。

1,地理が選択から必修科目へ

何と言ってもこれが1番大きな変更点なのではないかと考えております。今まで選択科目であった地理がここにきて必修科目に変更となりました。今までは主に理系を進んだ人が地理を選択するという風潮がありました。(歴史と比べて覚える量が少ない/そもそも理系的思考を要する科目であるため。)この変更は要するに文理選択に関係なく地理を学習する必要があるということです。それではもう少し詳しく地理の必修化についてみていきましょう。

地理は今まで『地理B』という一つの科目に絞られていましたが、今回の変更を機に、総合科目と探究科目に分かれることになります。

具体的な名称は『地理総合』と『地理探究』です。イメージとしては以下のようになります。

《旧課程》

『地理B』 →  自然地理学(分野別) + 地誌学(地域別)

《新課程》

『地理総合』 →   自然地理学(分野別)

『地理探究』 →   地誌学(地域別)

理解していただけたでしょうか?つまり今まで自然地理学と地誌学をまとめて一つの教科の中で行っていたものを、2つに分けて実施するということになります。

そして大事なのがこちら…

“必修科目となるのは『地理総合』のみ”

どうでしょうか?

私個人としては地理が必修になったのは非常に素晴らしいことだと考えています。社会の勉強を様々な視点から学ぶことができるのは高校生にとってすごく有意義なことだと感じています。地理総合の必修化に関しては違う機会にこのブログでも取り上げようと考えているので少しの間お待ちください。

2,地理歴史は総合科目と探究科目に細分化される

地理は前項で書いた通りですが、実は地理と同じく歴史も総合と探求に分かれることになりました。しかし地理とは少し話が違います。それは『地理が一つの科目を2つに分けた』のに対して、『歴史(総合)は異なる科目を組み合わせたもの』という点です。これはどういうことか、詳しく説明します。

  • 歴史総合 → 日本史A+世界史A
  • 日本史探究 → 従来の日本史Bに準拠
  • 世界史探究 → 従来の世界史Bに準拠

特に大きな変更となったのが、歴史総合の必修化でしょう。従来の教育課程では『世界史A』(必修科目)と『日本史A』という科目が履修できましたがそれらの科目がなくなり、日本史と世界史がMIXされた『歴史総合』としてリニューアルされました。この変更はグローバル化してきている現代を見据えて、幅広い視点から歴史を学ぶことを重視した結果なのではないかと私は考えています。何はともあれ、『歴史総合』という科目は世界史と日本史を同時に学ぶというイメージになるかなと思います。

3,現代社会から公共に名称が変更

この変更点に関しては、正直なところあまり変更された要素は見受けられませんでした。内容も基本的には旧課程の現代社会を踏襲したようなものだった印象があります。

少し前置きが長くなりました。私はこの教育課程の再編成を受けて、どうせ社会科の解説記事を書くのであれば、情報の薄いこれらの新しい科目の解説を行った方が良いのではないかと考えました。もちろん、現在の教育課程で授業を受けている生徒(1・2年生)もいます。しかし、需要と供給という面で考えると、新たな教育課程の科目解説が今後、必要とされるのは目に見えています。(今の教育課程用の解説ブログはすでにたくさん存在しますしね。)

よって私は新教育課程における科目解説を、今後時間をかけて作成していく予定です。本格的に記事に取り掛かることができるのはおそらく令和4年度からかもしれません。その点を改めてご了承いただけたらと思います。

(すでにいくつかの教科書会社から献本をいただいているのでそちらの教科書を読みながら少しずつ書き始められるかもしれませんが、あまり期待はしないでおいてください。)

令和3年度のブログ投稿に関して

先ほど、解説自体は令和4年度からスタートする(予定)と書かせていただきました。それでは令和3年度は何を投稿するかという話ですが、今年度は勉強の方法や勉強とは何かについて私が思うところをつらつらと書いていこうかなと思っています。

私はそもそも社会の勉強の面白さをたくさんの生徒に教えたくてこの教育業界に飛び込みました。

しかし、教師になりたかった、もしくは教師になるべきだと感じたもう一つの要素が私にはあります。

それが『私が今まで培ってきた経験を生かせる仕事』だという点です。

実は私は今までに3回受験勉強をしてきたという経歴があります。

1回目の受験が中学受験で、2回目が高校受験、3回目が大学受験というように学生時代を通して常に受験勉強をしてきました。(我ながら、なかなか珍しいパターンだと思います。)

もちろん部活動も行っていましたが、勉強と隣り合わせの学生生活であったのは間違いありません。

このような経験から勉強との向き合い方や方法などは普通の人よりかは熟知しているという自負があります。

こういった経緯があり、教師という仕事が自分に適していると感じて就職活動を行いました。(まぁ教員採用試験は落ちてしまったのですが。笑)

教員生活6年目を迎える今でもこの選択は間違っていなかったと思っています。

私は何事も『自分の経験なくして話はできない』と考えているので、こういった経験が今までの私の教員人生を支えてくれたと思っていますし、今後の教員生活においても立派な武器になると考えています。

前置きが長くなりましたが、令和3年度では私が今まで経験してきた勉強に関するあれこれを皆さんに共有したいと思っており、これらの勉強に関する話を頭に入れた上で、来年の4月からスタートする解説ブログを読んで欲しいです。

ジョージ先生
ジョージ先生

私の経験や知識が少しでも皆さんのためになればと思います。

ここ最近、私がずっと考えてきたことと今後の決意表明の投稿でした。

次回の投稿もぜひ読んでいただけるとありがたいです。

それでは!

自己紹介 好奇心旺盛な社会科教師

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました